Hearty Medical Care
がんの放射線治療法は、がん部位を正確にとらえる画像診断装置(例えばCT・PET・MRI)の進歩に加え、そのがん組織に限局して放射線を照射する放射線治療装置により、近年極めて注目されています。
治療周辺の正常組織・臓器の機能形態を温存することができる放射線治療は、手術と比較して治療後のQOL(Quality of life:生活の質)が極めて良好です。
当院では各科と連携し、PET-CTやMRI装置とともにがん診療を行う体制を整えています。
放射線治療医師が診察を行い、治療方針・治療開始日を決めます
治療計画用の画像を撮影し、皮膚へのマーキング・固定具を作成します
CT画像から治療計画装置で実際に照射する範囲などを決定します
1回の治療は15分程度ですが、実際の照射時間は数分です
※外来通院で治療が可能な場合もあります。治療開始前に、主治医や放射線治療医と十分にご相談ください