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Hearty Medical Care

放射線診療センター(放射線治療部・画像診断部)

胸部大動脈瘤ステントグラフト内挿術

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当院では「ステントグラフト実施基準管理委員会」より胸部大動脈瘤ステントグラフト内挿術の「実施施設認定」を取得し、実施しています。

ステントグラフト実施施設認定
胸部ステントグラフト指導医
日本ステントグラフト実施基準管理委員会


胸部大動脈瘤とは

大動脈は、心臓から全身に血液を送る血管のいわば本幹で、胸部大動脈瘤は、この大動脈の胸部を通っている部分にできる“こぶ”のことです。動脈硬化が原因となっていることが多く、高齢者で、高血圧や喫煙歴、メタボリック・シンドロームのある方は要注意です。

どのような症状があるのですか

声がかすれたり(嗄声)、ものを飲み込みにくくなったりすることもありますが、大部分の方は破裂しかけて急速に大きくなった場合や破裂してしまうまで、症状はほとんどありません。一方で、破裂した際には、喀血や胸痛・背部痛、出血によるショック状態となる場合もあるため、極めて致死率の高い病気です。このように、予兆がなく、突然死に至ることがあるため、「サイレントキラー」とも呼ばれています。このような病気ですから、別の理由による検査や人間ドックなどで胸部レントゲンやCTを行い、偶然に見つかることが非常に多いのも特徴です。

「ステントグラフト内挿術」とは

片方の足の付け根部分を切開し、大腿動脈よりカテーテルを挿入、ステントという金属の骨組みを縫い合わせた人工血管(グラフト)を片足の付け根から挿入し、動脈瘤の内側から留置・圧着させて、動脈瘤に「ふた」をする治療法です。従来の開腹人工血管置換術に比べ、非開腹、早期食事開始、早期歩行、短期入院(約1週間程度)などの特徴を有する最先端の低侵襲治療です。

だれでも受けることができるのでしょうか?

すべての方に行えるわけではなく、血管の太さや曲がり方、こぶのできた場所などで、この治療を行えない方もいらっしゃいます。一方で、心臓病や呼吸器疾患など、他の病気のためにこれまで開胸人工血管置換術が行えなかった方にも、治療を行える可能性があります。当院ではまず心臓血管外科外来を受診していただき、CTなどの検査を行った上で、心臓血管外科と放射線科でどちらの治療法が適しているか十分に話し合い、ご本人と相談させて頂きます。

どこでも受けることできるのですか?

ステントグラフト実施基準管理委員会」により、一定の基準を満たし「認定された施設」で、同じく一定の経験を積み「認定された医師」のみが行える治療です。

治療までの流れ

まず、当院の心臓血管外科および動脈硬化・血管外科外来を受診してください。その後は、以下のような流れとなります。

  1. 外来

    心臓血管外科外来および動脈硬化・血管外科外来を受診してください。
    問診、血液検査、CT検査、血管系や呼吸器系などの各種検査の結果、治療適応ならびに治療法の選択を行います。

  2. 入院・治療
  3. 通院
  4. 定期的な経過観察

    CT検査および血液検査:1カ月後、3カ月後、6カ月後、1年後、その後1年毎
    ※新しい治療法ですので、開腹人工血管置換術と比較して長期的有効性が完全に確立しているとは言えません。そのため、定期的な経過観察が必要とされています。

外来のご案内

診療は、心臓血管外科 外来でさせていただきます。

紹介状をお持ちの患者さんは、地域連携室までご連絡ください。